炭水化物の摂取量を抑えることで、体重が落ちるメカニズム

炭水化物の摂取量を抑えることで、体重が落ちるメカニズム

お米やパンと言った主食を始めとした炭水化物を避けることで、とても高いダイエット効果があり、実際行う人も多い炭水化物ダイエット。

 

 

そこまで本格的なダイエットをせずとも、日頃の炭水化物の摂取量を減らしただけで体重が落ちた、と言う人も少なくありません。
ではなぜ、摂取するとそのまま体に付きそうな脂肪分ではなく、炭水化物の摂取量を抑えることで、体重が落ちるのでしょうか。

 

その理由は大まかに2つあり、総カロリーの低下と、脂肪の分解されやすい体にするためです。

 

人が1日に摂取するカロリーにおいて、炭水化物は特に大きなウェイトを占めています。

 

具体的には、1日に摂取した総カロリーの内、50%前後が炭水化物によるカロリーと言われています。
なので、主菜などに含まれるカロリーをあれこれと考えて減らすよりも、炭水化物そのものの摂取量を減らした方がカロリーを抑えられると言うのが、理由の一つです。

 

もう一つは、食事によって分泌されるホルモンが変わる事です。

 

炭水化物を摂取すると、血糖値が急激に上昇し、血糖値をエネルギーに変換する役割を持つインスリンを分泌します。
このインスリンは血液中の糖をエネルギーに変えるだけでなく、余った糖分を脂肪へと変換し、脂肪の燃焼を抑える効果も持つので、肥満ホルモンという別名もあります。

 

そこで炭水化物の摂取を抑えると、エネルギーに変換するための糖が少ないのでインスリンが分泌されず、エネルギー不足に対応するためにグルカゴンというホルモンを分泌します。
過剰なカロリーを非常用のエネルギー源として蓄える、と言うのが肥満のメカニズムと言われますが、その蓄えたエネルギーを消費するためのホルモンがグルカゴンです。

 

グルカゴンは肝臓に貯蓄されたグリコーゲンと、脂肪細胞の蓄えた脂肪をエネルギーに変換する効果を持つので、体が脂肪を分解しやすい状態になります。

 

体が脂肪を燃焼しやすい状態にして、摂取カロリーを抑えれば、ダイエット効果が出てくるのは当然の結果と言えるでしょう。
これが炭水化物ダイエットで痩せるメカニズムです。